bonyarifeminist’s blog

うすぼんやりとした自称フェミニストのブログ。こちらはバックアップ用。

「旅するフランス語」が本当に嫌い

 NHKの語学講座を結構見ています。とはいえ新しい言語を習得したい! という向上心からではなく、息子がなぜか朝6時という「うそでしょ、もうちょっと寝てて……」という時間に起きるので、テレビをつけると語学講座をやっているからです。

 NHKの語学講座(英語除く)といえば、その言語が(ほぼ)全くできない人が、一から頑張って、半年経つ頃には結構しゃべれるようになっててその進歩にまわりもびっくり! というシナリオがセオリーな訳です。「テレビで中国語」では森迫永依が声調をダメ出しされながらも一生懸命発音し、「旅するスペイン語」では平岳大が、「イタリア語」では東儀秀樹が女性名詞や男性名詞、単数形と複数形の違いに苦しみながらも自分で文章を組み立て、ペアを組んでいる出演者からつっこまれながらも頑張っており、そこに視聴者は自分の姿を重ね、なおかつ「間違ってもいいんだ」と勇気づけられる……のだと思うのです。

 それが、この「旅するフランス語」ときたら!!

cgi2.nhk.or.jp

 きれいなおべべを着た常盤貴子が、パートナーの男性と一緒にパリやらストラスブールやらのおしゃれなレストランやショップを見て回り、常盤貴子は男性に日本語で話しかけ、男性はフランス語で会話。常盤貴子は「ふーんそうなんだー」な体。レストランやショップで店員と話す時も、自分で試行錯誤するのではなく、小首をかしげて隣の男性に「ね、こういう時なんて言うの?」と聞き、言われたフレーズをまんまおうむ返しするという体たらくです。フランス語を勉強する気、ゼロじゃん! 

 いやしかしそんなふざけたフランス語講座も9月いっぱいで終わるはず。そしたら他の人に変わるはず。そしたらもう少しましになるはず、と期待していたのですが、なぜか常盤貴子、続行です……イタリア語もスペイン語もドイツ語も出演者が変わるのに……。NHKもちょっとは考えろや! なんで私の受信料で常盤貴子にパリ旅行させんといかんねん! ていうかなんで私の受信料で常盤貴子のプロモーションビデオ撮ってるねん! と毒づいてしまいます。

 10月からもフランス語の日だけはチャンネルを1に替え、粛々と「おはよう日本」6時台を見ようと思います。